ここの所、気が付けば「ディスクアップ(銀座)」ばかりを打っている。
ともすれば、「ディスクアップに『打たされている。』」と、そう表現する方が適切なのかも判らない。
必然的に、実戦のふり幅は狭くなり、実戦の利幅も狭くなる。
ただ、それが悪い事だとは思わないし、むしろ「悪い事だ」と思ってしまう事こそが「悪い事」であると考える方がしっくりくる。
・・・と、自身の好きな小説家風の文体で書き出してみたものの、「出来の悪い偽物」になるだけなので、いつもの文体に戻します。
と言う事で、ご無沙汰しております。
実に、約4ヶ月ぶりの寄稿です(土下座)
冒頭に書いたとおりに、実戦の中心がディスクアップである状態が延々続いており、実戦記を綴っても代わり映えが無く、推敲しては没稿にする…という負のループに入っておりました。
そんな状況の中、久々に打った某機種との、忘れられない一戦。
今回は、その実戦の模様をお届けします。
ちなみに、何とも意味深なタイトルの実戦記となっておりますが、筆を置くワケではございませんので、ご安心(?)を。
・実戦ホール
→筆者地元(都内)の駅近郊スロット専門店
・ホール特徴
→王道の機種構成タイプ
・交換率
→50枚貸し・5.6枚交換
・実戦日
→令和元年8月4日(日)
・実戦開始時間
→10時00分
ホール内の6号機設置比率も高まり「人気機種」と呼んでも過言ではないような機種も出てきており、一定の盛り上がりが見えます。
その盛隆とは裏腹に、多くのプレイヤーを魅了した5号機達が、その陰で徐々に認定※切れを迎えております。
※検定期間(検定許可日から3年)経過後、申請を行えばプラス3年間は「認定期間」として設置可となる。
ゆえに、「5号機の中で、私が最も好きな機種」についても、設置は最長で8月下旬までと言う状況。
ここ数ヶ月の長時間実戦は、基本的にリスクを勘案してディスクアップ中心としていましたが、「最後にもう一度『最も愛した機種』を打っておきたい!」と言う気持ちには抗えず、この日の実戦機種に決めました。
と言う事で、朝早いながらも既に高い気温と強い日差しと言う悪条件に耐えつつ、近隣唯一の設置店に並び、開店直後に台のキープに成功。
そこまでして打ちたかった実戦機種は、こちら。
化物語(Sammy)
昨年の9月にも実戦記で触れていますので、約1年ぶりです。
確か、当時も「化物語を打つのはこれが最後かも」と言っていましたが、今回は本当にラスト。
本当に好きで打ち込んできた機種だからこそ、かけがえのない大事な機種だからこそ、「終わり」を始める事にします。
選んだのは、前日の履歴も出玉も微妙な結果に終わっていたであろう台。
マイスロPWを入力して1G回すと、リールガックンあり。時を同じくして隣の台を横目で見ていると、1G目のリール始動はスムーズな状態。
と言う事で、私の台はリセットの可能性アリと判断。設定に期待しての実戦ではなかったものの、念のため勝ち勝ちくんを取り出し、推測要素を見つつ打つことにします。
ちなみに、本機はレア役に設定差がありますが、内部的にリプレイであるもの(チェリー、強チェリー、チャンス目A/B)は状況・状態によって出現率が変わる=正確なカウントが困難なので、スイカのみカウント+補助要素としてCZ「解呪ノ儀」の初当たりから推測することにします。
淡々とスイカを数えつつ打っていくと、一発目のCZ「解呪ノ儀」当選までに272Gを要したものの…
サクッとAT「倖時間」獲得。ありがとうございます。
…が、この倖時間は上乗せなしの駆け抜けにて終了。
幸先悪いなぁ…と思っていると、AT抜け26Gにてレア役ナシで「解呪ノ儀」告知!
是即ち、1発目の解呪ノ儀当選と同時に解呪連モードへの移行が濃厚であり、設定差のある部分です。
俄然やる気が湧いてきた状態で臨んだ解呪ノ儀の最中に…
過剰なヒキ※を発揮。。。orz
※強3枚ベル出現率 → 設定1~5:1/8,192 ・ 設定6:1/7,281.8
AT確定なのはありがたいのですが、引くべきタイミングで欲しかったフラグですね。。。
そんな罰当たりな事を思ってしまったが故の報いか、このATも駆け抜けで終了。
とは言え、細かい上下の波に耐えつつ、大きく強い一発を待つのが個人的な化物語の勝ち方の定石。
幸いにもスイカ落ちは良好ですし、解呪連も確認できていますので、続行します。
…と、意気揚々と打ち進めて行くも、解呪連は早々に抜けた上に、何を引いても解呪ノ儀が出てこない。。。
AT後、386Gでようやく強チェリーから解呪ノ儀を射止めるも、これをスルーと手痛い流れ。
そして、良好なスイカ落ちを心の支えに続行するも、次の解呪ノ儀当選がAT後起算で991G…
本機は999Gが天井なので、よほどの事がない限り解呪中に天井到達となりますね。。。
そして数G後、無事に天井到達にて解呪ノ儀は成功確定+天井恩恵にて枚数上乗せ特化ゾーン「倍倍チャンス」も獲得。
…って、総投資37本ですので、無事でもなんでもないのですが…(白目)
ともかく、この天井からの倖時間が振るわなければ、化物語最終実戦は「詰み」が濃厚。
そう思いながら天井恩恵の倍倍チャンスに挑むと、どうにか175枚を上乗せし、薄氷程度ではあるものの希望を繋げられました。
その後、幾度か倍倍チャンスを射止めつつATを消化し…
どうにか投入枚数の半分程度を回収。
一旦食事休憩をとり、近場のコンビニにアイス珈琲を買いに行きがてら、各種数値を精査。
スイカに関しては依然良好、解呪連当選も確認とプラス要素はあるものの、解呪ノ儀当選に関しては目を背けたくなるような有り様。。。
進退が悩ましい状態ですが、今後本機を打てる機会自体がないおそれもあるので、スイカを心の拠り所に続行を決意します。
ホールに戻り実戦を再開すると…
…やはり解呪ノ儀は重たいまま。。。
天井AT後217Gで当選した解呪は失敗するも、その約100G後の解呪ノ儀からAT当選。
持ちメダルが半減していますので、このATで300枚くらいは取り戻したかったところですが、無情にも駆け抜け157枚獲得でAT終了。
このAT後、比較的早めの128Gで解呪ノ儀を射止めるも、肝心なところでヒキが枯渇したのか、怪異図柄出現すらないままにスルー。。。orz
その約50G後に契機不明の解呪ノ儀。また解呪連モードに移行した可能性があります。
ただ、プラス査定の推測要素よりも、今欲しいのはある程度まとまったメダル。
ATを抜けても解呪連モードが待っていますが、解呪ノ儀も当選保証はないですし、次回ATまで持ちメダルで繋げられないかもしれない。
かと言って、既に37本入っていますので、更なる追い銭は正直厳しい状態。
そうなると、進退は「このAT次第」ですし、場合によってはこれが私の化物語実戦における最後の倖時間にもなり得ます。。。
AT終了後の引き戻しゾーンよろしく「夢ノ時間ヲ終わラセルな。」との想いを込めて、ATの消化を開始します。
すると、比較的浅いG数で倍倍チャンスを3発射止め、計422枚を上乗せと、比較的良好なスタートダッシュ。
そして更にその直後に…
しのぶルーレットから「祝」!ありがとうございます!
この擬似BONUSで更にまとまった上乗せが…と思っていると。。。
BONUS告知画面が忍!
白BONUSであれば上乗せ期待値が高まりますし、赤BONUSであれば設定5or6が確定と、いずれにせよ僥倖。
しばしの待機を経て…
白7BONUS告知。設定差はないものの、上乗せに期待が膨らみます。
そして、このBONUSで…
560枚上乗せ。十分です。
更に、このBONUS消化から50Gほどで…
チャンス目から赤BONUSを射止め、230枚を上乗せ。
とりあえず、この時点で保証枚数は残4桁と、どうにか格好がつく中身になりましたが、この波は逃しちゃいけない。
そう思いながらATの消化を進め、赤BONUS後すぐに倍倍チャンスを射止めたものの、それ以降はここまでの展開が嘘のように何も起こらない状態に。。。
そのまま300G強が経過し、ようやく久々の倍倍チャンスを射止めるも、上乗せ僅か30枚と言う失速っぷり…。
もはやこれまでか…と思うや否や、割と浅いG数で倍倍チャンスを射止め、この倍倍チャンス中に左1stベルナビから中段ベル停止=強10枚ベル!
「25%を刺しててくれ…!」との思いを込め、BETを押すと…
刺した!
土壇場での超倍倍チャンスいただきました。ありがとうございます。
この超倍倍で600枚を上乗せし、その後更に倍倍チャンスをもう1回射止めて…
倖時間終了と相成りました。
とは言え、2,700枚獲得は一撃出玉としては十分です。ありがとうございます。
そして、解呪連モードが残っているので、モード抜けまでは追います。
すると、浅いGでの解呪からATを射止め、ここでも首尾よく上乗せを絡め、500枚弱のメダルを獲得。
その後も追うと、解呪連に居るのか、解呪連を抜けた後にレア役で射止めたのか判らぬような解呪ノ儀の連発。
…まぁ、連発で出てきている=尽く解呪を失敗しているんですけどね。。。(遠い目)
ATから200G弱を消化したところで、解呪連は確実に抜けたものと判断。
各種数値を精査すると、スイカの出現率は高設定域と同等ですし、解呪連移行も複数確認。
ただ、追うべき数値ではあっても、天井到達があったことは不安要素ですし、それよりも個人的な想いとして「好きな機種との最終戦は、愉しくも綺麗な思い出にしたい。」と言うのがありまして。。。
と言う事で、名残惜しいですが…
これにて実戦終了としました。
投入: 1,850枚
回収: 3,029枚
差枚:+1,179枚
【実戦データ】←(タップ/クリックで表示)
【カウンター】←(タップ/クリックで表示)
※実戦データ及びカウンターは、マイスロのキャプチャ画像となります。
天井到達時はどうなる事かと思いましたが、プラス差枚で終わる事ができ、悔いのない化物語打ち納めとなりました。
打つ機会がほぼ無くなっていたとは言え、やはり打ち込んだ機種だからか、諸々の数値や立ち回りのポイントは頭の中に残っているものだなぁ…と、実感しました。
そして、冒頭にも書いたとおり、残念ながら5号機は順次姿を消して行きますが、勿論それは当たり前の流れであり、受け容れざるを得ない事。
そう考えると、危うい展開ながらも愉しく実戦が出来、プラス差枚で終えられ、その実戦の様子をここに記せて良かったなぁ…と。
皆様も、思い入れの強い5号機につきましては、悔いのないよう「惜別の一戦」を終えておかれる事を、個人的に強くお勧めいたします。
と言う事で、個人的な化物語ラスト実戦でもありました25戦目実戦記を〆させていただきます。
(K.S.Yuki)