喫煙を止してから、そろそろ10か月になる
日々のストレスがやめた理由の一つ
テレビやネットを開けば、毎日どこかしらで禁煙を呼びかける、ではなく喫煙者を非難する発言やコメントを目にする
店に行けば、喫煙している自分の横に坐ったおば様は、席に着いた瞬間、ちらりと横目で迷惑そうな視線をポチにおくり、口元で手の平をぶんぶん扇がれたりする
かなり意識して煙が流れぬようにしても、煙を払う意味合いだけではなく、「私は煙草が嫌いなんです」とのアピールも混じっているので、努力も意味をなさない
いつか、煙草をもたない人が隣に座るだけで喫煙を遠慮してイライラ、いつまでもトイレなどに離席しないことにイライラ、そのひとが遊戯をやめて、さあ至福の一服と火をつけた瞬間、別の方が着席しては怒りを爆発させる日々を過ごしていた
そのイライラだけがやめた理由ではないが、いざ非喫煙者の立場になってみると、今度は、喫煙者がガラガラの店内で真横に着席してはイライラ、煙を顔に直撃させられてイライラ、当たるたびに火をつけて一、二回吸っては放置されてイライラ、放置して芋虫のようになった吸い殻に気付いて、それを処理した瞬間、また新たに煙草を手にすることにイライラ
そしてなにより、自分が吸いたくて吸いたくてイライライライラ
結局は、嗜んでも止しても、イライラすることには変わらなかったので、別にやめんでもよかったかな、とも思うこの頃
いや、復煙はしませんけどね…たぶん