前回書いた名言、これって自分の中では沢山あるのに気づいた。月に4本ペースでコラムかブログを書くのは、けっこうネタ切れを起こして大変なんで、シリーズ化して今回もお届けしますね。
今回はパチンコ必勝ガイドの黎明期~最盛期の立役者の一人、田山幸憲プロの言葉を紹介します。
まずは
「パチプロになんてなるもんじゃない」
です。
いや、これって他の打ち手が言うと、「アンタ、パチプロじゃない?」と絶対にツッコミが来るよね。
でも、田山さんの存在感とマスコミに出ながらも日陰者を貫いた生き方があるから、多くの読者にスッと入ったと思うんだよ。
「パチプロは何も生産性がないから」というのが田山さんの根拠だったろうが、それよりは自分が長くプロをやっての実感というかね。
この辺は(多分に推測が入るけれど)自嘲みたいな物もあったろう。似たような生活(プロと物書き)を長く続けている自分には、キザを気取るようにも思えたりする。
実際、上のセリフを吐きつつも、パチプロを避けるわけではなかったし。
溝の口時代の仲良しで、今も墓参りにやってくるギョロさんは「サラリーマンの自分に田山さんは、つまらない人生だよって言ってた」なんて話も聞くからさ。
さて、自分だったらどう言うだろう?
「プロになりたいんだけど」と相談するような人には、「やめなさい」と言うと思う。自分の中ではパチプロなんて誰かの意見に左右されてなるもんじゃないから。
今風の価値観である実利面でも、この先は絶対いいことないし。
なっちまった人は…、知らん!
もうプロの友人を増やす気もないから、勝手に頑張ってください&自分を含めた他の打ち手にできるだけ迷惑をかけずに生きてください、それだけだ。
あと、田山さんの言葉には「パチプロは結婚しちゃいけない」というのもあるけれど、その辺の主観的なものは過去に記事にしたので、そちらをお読みください。
自然にプロになり、自然にプロでなくなればいいと思います。
ホームレスになろうが、死のうが、大金持ちになろうが、ご自由にですね。
パチプロを長年見ていると独特の雰囲気のある人が多いですね。
腰が曲がっていて、軟弱で、悲しみの憂いがある人が多いと思います。
そんな人がパチプロ向きだと思います。
まあ、会社勤めも結婚も不向きな人ということです。 独特の味わい深さはあります 笑
自分も田山プロの仰ってることはよく分かります。
なるもんじゃないですよね💦
今更辞める訳にもいかず毎日ホールに通ってますが、たまーに苦痛になる時がありますし、歳になったのか分かりませんが集中力が無くなってきたりして大変です。
自分は仲間を作ることしてないので1人コツコツと稼働してます。
でも、安田プロとは機会があれば一度じっくり話してみたいです。
安田プロの推測は間違いなく当たってると思います、と言うよりそれ以外考えられない。生産性の無さもそうですが、田山さんはまるでヒーロー的に取り上げられそうになった、自分自身が嫌だったんじゃないでしょうか。パチプロでありながら原稿を書く仕事もしてる。学歴もあるからそれを由と取り上げるメディア。そして張本人である自分。色んな葛藤があって口から出た言葉が、「パチプロになんてなるもんじゃない」だったのでは?
補償が無いからとか、不安定だとかは、どのパチプロさんも言いますが、そんな事はプロでなくてもハナから承知の話だから、何のアドバイスにもならない。ただ極々選びまた選ばれた者でないと選択出来ない生業である事は間違いない。
外から良し悪しが見えると言われたパチンコも、もはやそれ故に勝てないものの代名詞になりつあります。安田プロの仰る通り明るい未来が待ってるとは考え難い。若き、選びえらばれし者の登場がいかほどあるのかは、月給取りの自分には分かりません。
確かに、つまらない人生だよなあ…
20年も前においしい思いをした自分自身に今でも良く言い聞かせています。
「そんなに甘くないよねと……」
その当時は流行りのスポーツのような感覚でちょっとした技術と人脈・情報網があれば誰でもとは言いませんが
小遣いが稼げる環境がありました。色々な人との出会いの中で楽しい思い出もある反面、知人を含め借金や
事件沙汰に近い末路を聞き見てきているだけに私も興味本位で深入りして欲しくないと思うのが本音です。
もう下手すると月一程度しかホールで打てない事も多く、勝ちへの貪欲さは昔ほどなくなりましたが
この業界に楽しい青春の1ページを頂いた御礼を何かしらの形で行いたいと思う週末スロッターでした💦
ppさんへ
うん、それくらいの表現にとどめていただけると、掲載するか迷わずに済むから助かります。
プロは日陰者、そんな感覚も今は消えつつありますなあ。
山ちゃんさんへ
やらないとわからないから、今もなる人が後を絶たないのかもしれませんね。
誰が警鐘を鳴らしても、歴史は繰り返されるという…。
そうですね、いつか語り合いたいものです。
しゃだいさんへ
損得勘定でなるものではありませんね。
それしかできない人の行きつく先というか(-_-;)
ギョロさんへの言葉は、額面通りでもないでしょうがね。
彼も笑いながら語っておりました。
レギュラーマンさんへ
もう当時の私の年齢を、あなたも越えたんだなあ。
そういうスタンスは逆に憧れたりしますよ。
気が向いたら、悠遊道に投稿でもしますか?
読者投稿欄を作るのは、発足時から構想がありました。
9時
店に着きます。店員に「また来たこの野郎」の強烈な視線を浴びせられます。前日に他の常連さんが権利を付けていない優秀台ならば、押さえに入ります。
10時
「打てる台か否か」計測しながらの遊技が、基本は最後まで続きます。
12時
休憩します。時給計算をしっかりやります。
12時15分くらい
午前の回転ムラが異常だった場合は、そろそろ馬脚を現してきますから、途中計算を真剣にやります。
14時過ぎ
ご飯にします。軽めです。おにぎりとか、からあげ君とか。
17時
台が優秀なら考えますが、現金投資を打ち切ります。運悪く持玉が無かったら遊技終了です。結構負けてるときが多いですから「この野郎!」の気持ちで一杯です。
持玉があるときは「早く帰りたい」と思うのがこの時間です。
20時30分
遊技終了します。あまりにも安い台は20時の時もありです。グランドオープンクラスの優秀台の時は、30分程延長もありです。
パチプロは、忍耐力が必要で、大変な生活です。決して勧めません。
パチプロって目指すとかなるとかじゃなくて気付いたらなってるんですよね。仕事というか生き方というか。
昔安田さんが、教師からパチプロになった回想だったかな、雨が降ってそれが山をつたい川を流れて大海へ行き着くようにどの道を選んでもこうなっていたのかもしれない(受け取りかたを間違えてたらすみません)、という事が書いてましたが、あれ以上の表現は無いと思います。
虹色万点棒さんへ
物理的には完全にそうですね。
ああ、気が滅入ってきます(:_;)
猫屋敷さんへ
どういう表現だったかはすっかり忘れましたが、その考えは何度か書いてきました。
損得でなるんではなく、それしかできない、自然となってしまう。
そんな意味ですね。
驕りも引け目もなく、そう思います。
僕の場合、サラリーマン、家業某商売との兼業パチンコと経験があります。今はほとんど家業某商売一本ですが、パチンコとの兼業の頃はパチンコの収入の方が多く、何度もパチンコ一本ならもっと生活楽になるのにと思ってました。でも店をたたむわけにはいきません。もし、自分が普通の家に生まれてたら、パチンコ専業になってたかもしれません。サラリーマン生活は苦痛でしたから。島倉千代子の曲にあるタイトル「人生いろいろ」で、いいんじゃないでしょうか。
匿名希望さんへ
「人生いろいろ」で、いいんじゃないでしょうか。
↑
その通りです!
引用した私も、別のスタンスを否定はしません。
「自分はこう思う」というだけですから。
サラリーマンが苦痛でしたか。
私も公務員時代は半月経過あたりから辞めることばかり考えてました(-_-;)