先週の土曜日、いよいよドラゴン広石杯が始まりました。開会式、そしてドラ広さんの実践の模様は、下記アーカイブでもご覧頂けますので、まだ見ていないという方は少しだけでもチェックしてもらえればと思います。
さて、このドラ広杯ですが、これまでかなりの期間を準備のために費やしてきました。
元々はTwitterでこういった家スロ大会がある事を知り、実際にスタッフだけで参加もしてみて「これは是非、悠遊道でもやりたい」と感じてから約4カ月。
昨年、そして今年とコロナのせいでどうしても行動に制約がかかる中でもやれる事、パチ・スロがギャンブルを離れたところでも楽しいと思える事、安田さんだけでなくドラ広さんにも悠遊道のパチスロ班のトップを張って頂きたい、といった思いから、色々な事を整えた上で迎えた1月9日でした。
61名とな知ってる名前がちらりほらりw
他にもいっぱいいらっしゃいましたね
皆さんと回せるのは光栄です
まずはオリフェス終わらせよう#ドラ広杯 pic.twitter.com/70ummYYXx5— にく (@nikuslot7) January 9, 2021
開会式の為に作ったこんな画も準備の一つ。その画面をこうしてツイートして下さる参加者の方を見た時は嬉しかったなぁ。頑張って準備したのが報われたような気持ちになりました。
しかし、当日は残念ながらボクは現地に行けず。
今日はその件についての裏話……というか覚書き。
本来であれば、そのような大事な時に、ボクがいないというのはあり得ないほど大切な現場でした。
機材関係の扱いは勿論、大会の進行も含めて概要の全てが頭に入っている人間がいるのといないのとでは、現場の苦労が段違いに増すのはどんなお仕事でも同じかと思います。
では、なぜ行けなかったのか。空気を読んでチャット欄でボケて下さった数名の方には感謝しておりますが、当然そこにあった「寝坊」などといった理由ではありません。
一言で言ってしまえばコロナ感染の疑いがあったからです。
ボク自身は普段、リモートで仕事をしていますし、年末年始も自宅で静かに過ごしており、極めて感染リスクの低い生活をしています。
しかし、やむを得ぬ事情にて呼ばれて行った仕事先のメンバーが、コロナに罹患していた人(現在は陰性確認済み)・その感染元と疑えるパートナー・その他大勢で年末に夜のお店で忘年会をしていた、といった事が現地での仕事が始まってから発覚しました。
その時、ボクの脳裏に浮かんだのはシンプルに恐怖。その話を聞いた時、反射的に「ウソでしょ…!?」と後ずさりしようとしていた自分がいました。しかし、仕事の最中、それを表に出すことなんて出来ないわけで、そこは大人として目の前の役目を果たさざるを得ません。
そして、その話を聞く前後含め、冷静に考えればいわゆる濃厚接触者にあたるような行動は無かったと思います。心中穏やかでは無いものの、努めて普通に振る舞いつつ現場は終了。そのまま帰路につきました。
しかし……
帰宅の最中、ずっと考えていましたが、直近に迫っているドラ広杯はいくら自宅とはいえ「トークあり」「部屋の中で長時間」という条件下。ドラ広杯までは時間もなく、PCR検査を受けられるタイミングでもない。そんな中、万が一にでも自分が原因でドラ広さんを感染させてしまったら……。
思案の末、この件をドラ広さんに報告しないという選択肢はなく、その結果、ボクは自宅待機となりました。現実的に感染している・していないの問題ではなく、そこには確かにリスクがあった、と我々は判断し、それならばリスクは避けましょう、となったわけです。
この件を通じて感じるのは、本当に線引きは難しいという事。
昨年春にパチンコ業界が謂れなきバッシングを受けた事にも通じますが、決して忘年会や夜のお店、居酒屋そのものが悪いわけじゃない。この状況下でもそんな場所・会合に出入りするという行動自体も、それを生業にしている人にとってみれば、コロナ感染以上に生活が脅かされている中で、文字通り生き死にがかかっている話になります。
勿論、止められる程度の「遊び」であれば、今は控えて欲しいというのがボクの本心。しかし、夜のお店で忘年会を開くのも、リモートにするのも個々人の裁量次第。それでも「遊ぶ」という人々は、そうでない人の言葉など始めから聞く耳を持たないからこそ、まるで武勇伝のように感染した事や忘年会の事を自ら語るわけで、そんな人に何を言っても通じない事くらい流石に分かります。
けれども、結果としてその対応に多大な時間を奪われ、PCR検査の費用も発生し、何よりこれまで4カ月準備してきた大切な現場にいる事が出来なかった……この現実をボクはどう整理すれば良いのか。そんな、極めて強い憤りや悔しさを感じていた数日でした。
しかし、出演者であるドラ広さんは勿論の事、ボク不在の中、ケンシロウ君、平岡みゆきさんが現場を支えてくれました。K.S.YUKIさんも、ドラ広杯成功のために色々と気を配ってくれました。
スタッフとして慣れない機材の扱いに四苦八苦し、途中いくつか視聴者の方にご迷惑をおかけしてしまいながらも、何とか予定通りの配信を続けられたのは皆さんの奮闘のお陰です。
そこに心からの謝意を述べたいです。本当にありがとうございます。
そして、アレコレと起こってしまった事に腹を立てるのもお終い。コロナに対して同じ危機感を共有し、同じベクトルを向ける人たちと頑張っていけば良いだけ、と今は気持ちを切り替えています。
これは、郵送で出来るPCR検査キットの一部ですが、今週中には結果が出ます。まずは自身が感染していない事を祈りつつ、仮に陰性であっても100%は無いわけですから、自身の振る舞いを今後も戒めていかなければなりません。
今回の件は、「開き直り」や「傍若無人」な振る舞いを自身は決してしないよう、そして感染した人もしたくてしているわけでは決してない、という当たり前の事実を忘れない為の良い機会だったとして、ここに刻んでおこうと思います。
■万回転 プロフィール
- 1978年生まれ ♂
- 累計15年間パチプロを経験
- CR銭形平次の捻り打ち動画をアップしてしまいネットでプチ炎上した事を機に安田プロと個人的な親交が生まれ、悠遊道へ寄稿する事に
- 色々あって完全にパチプロを引退。
- 現在は悠遊道動画チャンネルの総合プロデューサー兼ライター
万さん、そんな状況だったんですね。
年末年始の感染者数増加を見ると誰にでも起こりうる問題なんだと改めて感じます。何をもって「不要不急」という解釈があてはまるのか分かりませんが…この業界での生活者ではない自分にとってはパチ・スロ打つ事もその対象なのでしょう。そんな中、家スロ大会のような取り組みは素敵です。ただし、実機を持っていないメンバーはスロゲーセン等で遊戯をすることになる…と参加時間や店内混雑状況など今後の社会情勢把握も必要そうですね😔新しい事を始めるには厳しい事も多いですが、頑張って下さい👍
>>レギュラーマンさん
はい、そんな状況でした。滅多に外でないのに、ピンポイントでこんなことになるとは……って感じで(-_-;)
一つ確かなのは自分が同じような行動は取りたくないという事。不要不急って線引きも人により全く異なりますから……みんな自分の考え方を大切にすればいいと思います。
その結果、他者に迷惑をかけてもそれで良いと思える人は、もうそう言う人としか言えませんし、何よりいつ自分が加害者になるか分からないという点も。
全部コロナが悪い。レギュラーマンさんもくれぐれもお体にはお気をつけくださいね。
はい当方、ドラ広杯を1ミリも見てません(ドヤ顔
今後も一生見ないので安心して下さい!!
一応言っとくが「ドラ嫌い」じゃなく「動画嫌い」だから見ないだけ
仮に「安田杯」でも面倒くせえから見てないと思ふ
今回の記事はすごく面白かった
口調が小説っぽくて「クスッ」としたよ
べつにコロナ罹患しても風邪のフリすりゃいいじゃん
小僧なんか若いんだから無症状だろうし、殺しても死なねえべ
万回転がコロろうがケンシロウがコロろうが平岡がコロろうが、お前らが懸念してるほど世間はお前らに興味ない
「自分たちはコロナウィルス以下のうんこ」と気づけ