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パチンコ必勝ガイド33周年に寄せて1
パチンコ必勝ガイド33周年に寄せて2

必勝ガイドは厳しい紙の世界の生存競争を生き残り、今も存続している。先に創刊された本はすべて無くなり(形態が変わった物も含む)、後発の専門誌も残っているのは必勝本関係くらいだから、これはけっこう凄いことだ。

たしかに発行部数は最盛期より減っているかもしれない。でも、攻略法目当ての読者が山ほどいた時代は一冊買うと10万円に化けるなんてのも普通にあったから、ある意味で反則的。紙全体が売れなくなっている中、会社は替わったものの、経営を維持しているだけで価値は大きいと思う。

ライターで先輩と言えば、(ゲッツさんや神保さんはほぼ同期として)多分スロガイの負男ことNさんだけではなかろうか。
編集さんとなると、古株でも皆さん後から入った人達になる。前回書いたように多くの先輩や同期は独り立ちしていったので、自分がよく書く「一人だけ留年し続ける学生」の気分はパチプロの現場と一緒だ。もうコケの一念で最後までやるしかないわな(笑)。

今の自分は棚上げ的なポジションに落ち着き、後の世代が必勝ガイドを支えている。小池さんはずっとお休み中なれど、オノさん(歳は5個下なんだけど、デビューが少し遅かった)、バイクさん、大木君が男子の筆頭で、プロ枠だとトラマツ、ヤッシー、しゅんく堂の三羽烏が脂が乗りきっている感じかな。
バラエティだとグレート大砲さんは長い事一線で頑張っているのが凄い。
女子ライターはかおりっきい☆と森本レオ子さんがド~ンと控えて、次の世代の美人さん達で花盛りの様相なり。

正直、今は女子ライター人気に支えられている面は否めない。でも、それは時代が求めた物だし、男性陣も含めたパチンコへの精通ぶりあってこそだと思う。美人さんを眺めるだけなら、グラビアアイドルや坂道グループでもいいんだしね。

その辺の話はベテランの編集さんとも良くする。そして「勝ちの部分はやっぱり大事にしている」との言葉が返ってくるのに、自分は安心するのです。
メーカーやホールはその部分をできれば無くしたいはずだし、そんな風潮に妥協しないという意味でも。

これからガイドがどうなっていくかはわからない。そろそろ紙の形態が限界なのは出版全体に言えることなれど、どんな形式にしろ続いていってほしい。
そして、できれば生涯をかけて行く末を見守りたいと思うのです。
おしまい。