F鉄戦騎は2003年11月にビスティから、スキップ機能を搭載して登場しました。

6種の仕様があり、私がよく打ったのはJX(1/350.5、確変50%、大当たりの全てに時短100回転、出玉約1890個)でした。

ブラボーファイブ(平和)から始まった画期的機能・スキップは、基本盤面左下にあったセンサーに手をかざして機能しましたが、この鉄戦騎はビクトリーと命名さたボタンを押すことで機能。やはりセンサーよりボタン式の方が個人的にはスキップ操作が容易でした。

ちなみに、スキップとは演出を省略し瞬時に変動を停止させる機能、のことで、よく回る台なら時速400回転を優に超えることができました。

2004年当時、スキップ機がお得感満点だったのでこればかり打っていて、鉄戦騎についても地域に1店舗だけの導入店へ打ちに行きました。

初打ちは3月26日。釘配列が左右対称形だったので、右打ちが効きそうな台を選び右打ちをすると、回りました、鬼のように。

回転率は32回(千円)。これをスキップしまくるこの快感。当時は台の上部にカウンター装置など無く、回転数は脳内カウント。結果、10時間打って総回転数4060(確変時を除く)、初当たり12回、総当たり31回、収支+127k。

この経過と結果に気を良くした私。機種追いスタイル決定です。右打ちが効くスキップ機はまさに鬼に金棒レベルでした。

しかし、何故かたった1か月で6台あった鉄戦騎が外されてしまい、ガックリした私でした。

しかししかし、終わってはいませんでした。アーケード内の系列店へ導入をされたのです。果たしてあの右打ちが効く台は・・・ありましたありました、右角台の111番台が私が愛した台でした。

角台ゆえ、もみあげが目立つ強面店員が立ってるそば。ずうっと右打ちしてるので直ぐにバレバレだろう、と気にしていました。しかしその後何日か経っても大丈夫でした。なんせ、呼び出しランプ押しても来ない、床は木張りのホルコンも監視カメラも無い昭和なお店。玉を触る手はすぐに真っ黒、なんならトイレは建物の外にあるという代物。

その昔からいる強面店員、素行の悪いお客が掛け持ちしようが台をドンドン叩こうが無表情にして全くお構いなし。なんなら玉詰まり起こしたらお客が台上の戸を開けてガンガンやるのも普通。

確かにヘソ釘は小さくなりました、限界まで。それでも右で回りました、半年経って外されるまで。で、トータルの実践結果はこんな感じとなりました。

39戦28勝11敗、総回転数103458回転(確変時除く)、初当たり296回、総当たり593回、収支計+838k、平均時給+2729、平均回転率28.2(千円)。

特筆すべきは、実践:初当たり1/349.5 確変50.0%、とほぼ表記通りとなったこと。私は特に海系機種では表記通りにならないことがあるので、それを確認するためにもデータを取っていましたが、このお店は全く安心をして打つことができました。朝から大ハマリした日には投資ペースが速いため大負けのリスクあるも、ただの確率の偏り、とすることが出来た訳です。

さて、私は演出も楽しみたい派なので、何でもかんでも即スキップするのではなく、桜舞い予告が無ければスキップ、という感じで打ちました。桜舞い、そして回転、そして美咲登場時点で実践値信頼度は39/157で25%でした。

また、金桜(別名枯れ葉)舞い予告は実践値29/59で信頼度50%。騎馬隊連続予告は実践値6/16で信頼度38%でした。

経験したプレミアとしては、レインボー兜、カットインキャラと発展先の法則崩れ、3連が確定の寿リーチ(3度経験)の他、騎馬隊連続予告時に背景がワープ状、金桜張り付き、時短中の白兜もプレミアかもしれません。また確変時のレインボー兜は確変当たりが濃厚かも。

そして「鉄覇斬!」はいわゆる全回転アクションで、確変図柄だけの鉄覇斬が出れば悶絶ものでした。

普段は、桜出ずスキップし、プシュとハズれ目で停止、を繰り返すことになります。それが「ジャキーン!」と赤の確変数字が揃って停止した時は非常に驚くことになります。桜無しからの大当たりがかなりのレアだからです。

この鉄戦騎は大当たり中に流れるオリジナルソングも秀逸で、この曲が納められたSANKYOのミュージックファクトリーVol.1を車の運転中にもよく聞いています。そして絵は隼、岩鉄、翁3人の武将を従えた総大将、美咲です。