ホールで酒が飲めたなら

岐阜県高山市のインバウンドパチンコ「EBIS」は、お酒が飲めるカフェとパチンコを併設している。軽く飲んだ後で、ちょっとパチンコで勝負、というスタイルが定着しつつある。

あるいは、1000円でどちらが早く大当たりするかを賭け、負けた方がカフェで奢る、なんて遊び方もできる。

TBSの「プレバト」で人気になった俳句の夏井いつき先生は、1枚の写真を見て句作する場合、何を発想して、何を連想するかが俳句の出発点と教えている。誰もが思いつく光景では平凡な俳句しか作れない。そのために、常に「発想を飛ばせ」と生徒に叱咤激励している。

広い休憩コーナーがあるホールは、そこを立ち飲み居酒屋にするぐらいの発想があってもいい。

―――引用ここまで

 

パチンコ業界へ提言を続けているパチンコ日報にこんな記事が投稿された。

毎晩晩酌を欠かさない人間としては、パチンコを打ちながら飲む事は絶対無いが、友人と連れ打ちをした際の相手を待っている夕暮れ、もしくは遊技終了後にあーだこーだ言いながらの軽い一杯、というのが出来たら楽しいとは思う。

 

勿論、現実は厳しく実現は難しい。

飲酒運転の問題を始め、飲酒にまつわる対人トラブルなど容易に想像できる。

だが、ここで大事なのはそういった問題を細かく突き詰める事ではないだろう。

発想力の話だ。

 

岐阜県の「EBIS」は以前も日報内で紹介され、外国人観光客も多いとの事。

近くに行く事があれば一度は足を運んでみたいと思うが、こういった業態が都市圏にありパチンコ・パチスロへの入り口になってもいい。

(万回転)