パチンコで勝つ為には、よく回る台を打つこと。昔も今も最重要な正攻法でしょう。

私も長年、回転率至上主義でした。ヘソに入り過ぎて大当たりの消化も時間がかかる、をヨシとしてきました。年間の目標を@25(千円25回転)以上奪取率アップとしてきた年度もありました。これを掲げて計算した年の結果は、2005年、67.2% 2006年、65.2% 2007年、68.2% 2008年、53.4% 2012年、29.6% 2013年、26.5% 2016年、29.7%となりました。

今はボーダー+2回転あればいい時代となりましたが、元来私のスタイルはボーダーあるかどうかなんて気にする必要ないブン回り台を絡め取ること。そしてその為にいろんな方法を取ってきました。

まだ左右の台で釘の違いが分からん学生時代。前日の夜の下見時。デジパチのブラボーシリーズは保留が4つ、この点灯具合を見て歩き、1回目保留3個以上の台を覚え、2回目、3回目と絞り込み、翌朝に座る台を決めました。

台の特性を生かし、電チューが開く時だけ打ち出す、いわゆる昇天打法でヤジキタエキサイトレディを、ステージ性能が抜群だったパワフルゼロやGOGOマリンをステージ止めで打ちました。

海シリーズが全盛だった時、4千円投資時に一旦席を立ち、全台の回転数で100回転越えてる台のチェック。朝一ヨーイドンでのフル稼働時、これをしました。保3止めの私は他の人より投資スピードが遅いのが普通、私が4千円投資時には皆5千円近く投資しそろそろ100回転到達台が出る頃合い。

序に海以外の新台の回転数もチェックするとせいぜい80回転くらいで、海シリーズの時間効率の良さが認識できました。

これ、今でも情報開示店なら、例えば新台のとある魔術2を20台導入したお店について開店後1時間経過時の各台の回転数(大当たりした台以外)をチェックすることで、回ってる台はどれなのか推測ができますし、データからおおよその回転率も推測できます。

海シリーズで単発で終わった台。この1箱の出玉で何回転したかを他人の台であっても確認することでおおよその回転率が把握できます。その昔、その1箱の玉の減るペースが非常に遅い台が、私の打ってる台から8台先くらいの所にあり、その台の釘を確認することで、この隣町のお店の隠れイベント(常連様に来店ポイントを利してヘソガバ開け台を進呈)を知ることができました。

この隣町店の来店ポイントを貯めるため、仕事帰りにもETC使って行く価値があり、また、大海限定、ラッキータイム時間内で当たった図柄分がポイントに加算サービス時には、確変で当たればラッキータイムまで待ったりしたりして、ポイント増高速化を実現しました。

結果、甘アグネスの電サポ中1番玉増える台を指定し37回転(千円)レベルの台、時間効率優先に保4付けまくりオーバー入賞辞さない状態でトイレ休憩も惜しみつつ何度も打つことができました。

大海M56全120台の中で20台だけヘソガバ開けイベントを毎週1回実施したお店では、そのイベントの初日、大雪の中先頭に並び、38回転(千円)の台を打つことができました。やがてヘソの開け幅が弱くなるも、そこは右打ちで毎回30以上の回りは維持しました。

今と違い、まだ新台の扱いが良かった時代では、各お店の新装時ではどれくらい回ったのかのデータを蓄積し、新装時の狙い目店の把握も行いました。まだデータカウンタの無い時代は常に頭でカウントを続けました。

打ちながら左右の台の回り具合も把握。もし狙い台が角と角2にあったなら角を選ぶ。それは角台を打つことで角2の台の他人の着席率が下がるから。私が打ってる台は隣台もよく回る、よくありました。

海シリーズなど左右対称ゲージ機は右打ちで回す。スーパー海物語は9割右打ちしました。イベントと右打ちの合わせ技。水曜の海イベで開けられたタイミングで、普段から右打ちすれば回る台を打つことでブン回りを実現。

看板機種が海のお店、その海全台の島図を作成しデータを取ってこのヘソの開け幅でどれくらい回るか、を把握し、仕事帰り時であっても空き台の中から狙い台を選定しました。

旅打ちなど初めて行くお店。看板機種海シリーズについては、ヘソ、寄り、ワープ、スルー、アタッカーそれぞれをお店毎に評価しました。

1度だけでしたがヘソ開いてないが下部入賞口をガバ開けにされた台を打つことや、ヘソ釘が上向きにされた冬ソナを打つ機会があり、冬ソナは29回(千円)回りました。

全40台の仕事人3で1番ワープが開いた台で28回(千円)を打つこともありました。

ヘソ以外、上部飛び込み口でも回ったスターウォーズの上部飛び込み口狙い。右側スルーでも回ったナナシーゲットベノムの右打ち。天釘が折れた台なら右で回ったキカイダー

飛び込み口が変則ゲージなら回る可能性が増す。アレジンでは40回(千円)の台も。そしてエキサイトFPSZでは3年間ほど100店舗以上を追いかけました。30回(千円)越え台、時速330回転、僅か30分で確率分母に到達するその破壊力を何度も堪能しました。

最寄り店で1番回る台では気が済まず、隣町含めたエリア内で、今打ってる台が1番回るんだろう、と打つ気分の良さを知ってしまうとね。

今、5回転だけ回されて空いてる台多発しています。その時点で同機種の回りのレベルも推測が可。20回れば回ってる気になるこの時代ですが、回る台なんてもう無い、と諦めたらオシマイかもしれませんね。