本日大阪で、必勝ガイド誌ライター栄華さん主催の、廃業ホールをテーマにしたトークショーが行われます。名付けて「偏愛パチンコナイトin大阪」。７年前、新宿にて同様のトークショーにも新幹線を利して参加した身にとって、まだ近い大阪。待ってましたとばかり、参加させて頂く予定です。

ちなみに15年ほど前になりますか、栄華さんの活動に感化され、新年パチンコ始めの日。雪降る中若狭地方から丹後半島までを車で走り、廃墟ホール観察の旅に出ました。そして栄華さんへその話を伝えたところ、必勝ガイド誌に記載されるという僥倖を得たことがありました。

そして本日2月7日。再度旅に出ました。

若狭地方を東へ向かい、15年前とは違い、今回はスマホでフォト。廃墟ホールだけでなく営業中であってもフォトしました。なんせ解体されてからでは遅いですし。

で、営業中のお店は別にしてフォトした廃墟ホールは、Pランドファースト、上中アトム、エンゼル、大統領、アトム、チェリー、ナポリ・・。

中で、Pランドファースト（フォトは別の分かりにくい所にあるお店で、倉庫になっていました）は家内と1時間以上かけ、ドライブがてら新婚当時パチンコデートをした思い出のお店。新店として開店した時に設置があったのが、「トランプ物語SP」（平和　1994年）、「お竜さん」（京楽　1995年）。これにより、1995年頃のオープンと想像ができます。そして前回訪問時は店内にハズされたパチンコ台が店内床に置かれていたのですが、今回はそれは見当たらず。しかし店内レイアウト図が貼ってありました。

そのレイアウト図にあった機種は古い物で、「ラスター2」（藤商事　1994年）、「アレックス」（まさむら　1994年）、「CRバトルヒーローV」（大一　1995年）。メイン機種として「CR新海物語M27」（SANYO　2002年）。そして新しい機種が「CR天才バカボン2」（大一　2003年6月）、「CRシティハンターHN」（サミー　2003年10月）。これにより、2003年の年末頃に閉店をしたと推測ができます。

その他、機種名だけ列挙しますと、ビッグシューターV、めぐみ工務店、ファインプレー、ふぃーばーちゃん松、フィーバーメガクイーン、CRサファリキング、CR爆走トラック街道、CRフィーバーラッキーベル、CRフィーバー大ヤマト、CR大工の源さん、フィーバーポヨヨン星人、安楽キッズ、ルパン三世V、天才バカボンV、マジカルチェイサー。

スロットでは、北斗の拳、大花火、金閣寺、クランキーコンドル、タコスロなど。

営業が8年間ほどな感じですが、その８年間ほぼハズされていないような台もあるあたり、みなし機ルールがある今と違い良き時代だったと感じます。ちなみに、栄華さんもこのお店について、ハズされたパチンコ台が床に置かれてたことはご存じでした。

このように、廃墟として残ってるホールはまだ記憶に残りますが、解体され、さら地にでもなればもう忘れ去られてしまいます。せめて地元だけでも記録しておきたいものです。何というホールがどこに、いつからいつまで営業をしていたのかなんて資料、図書館へ行ってもまあ無いですね。

はい、私の地元では現在、７つのホールが営業中です。そして閉店をしたホールは昭和30年代以降25店。その場所と営業期間について、独自に資料化にしています。「モナコ会館」1961～2015八島通六条、「ニューキョート」1962～1996マナイ通り、「メトロ会館」1976～2004浜、「マックス」1979～→「コモ７」2015～→「ドリーム４」2023～など、特に年号について全て網羅しています。

そして殆どが解体済みながら、転用されたケースは、倉庫（１）、スポーツクラブ（１)、葬儀場（１)。廃墟状態は３件となっています。昨年も１店舗、ブラボーキングダムの思い出深いお店が閉店をしましたが、めっちゃ礼儀正しかった店員さん、どうされてるのでしょうか。

ちなみに、アイキャッチは今回の旅の途中で見つけた、印象に残ったPOPです。