海シリーズを模した機種「CR GO!GO!マリン」は2005年、三洋から登場しました。

主に2つのタイプ「M56 1/369.5 時短100回転 確変60%」「M55  1/309.5 時短100回転 確変50%」が設置され、それぞれ同じくらいの頻度で打ちました。

液晶内ではラインが増えて従来より小さくなった図柄やマリンちゃんが活躍しましたが、何より特筆すべきは抜群に優秀なそのステージ性能。玉がステージ上をユラユラし、スポっとヘソに入ると気持ちの良いものですが、このGO!GO!マリンのそのステージ性能は海系にしては悪い時間効率を補ってあまりあるものでした。

今、1/369.5と聞くと当てにくい感じがするかと思いますが、当時はCR大海物語M56(確率1/369.5)が主流であり、当時はこれくらいで普通な感じではありました。

別にヘソサイズは関係なし、とは語弊がありますが、とりあえず打ってみてステージ性能を把握して、から。したらまあ、驚くように回る台があちこちにありました。玉がステージに乗れば打ち出しを止め、を繰り返すことでブン回る台がありました。いわゆるステージ止め、というヤツです。

具体的に登場したのは2005年の10月でしたが、2005年終了時には年間で1番稼げた機種がGO!GO!マリンとなったのは、その抜群なステージ性能に惚れ込んで登場以降は設置店を求めて機種追いスタイルになったからに他ありません。だいたい回転率30回(千円)クラスの台を2000回転以上はさせるべく打ち込みました。

現在、地元の地域No1店がグランドオープンしたのは2006年の1月2日(当初は2005年の年末予定だったのが、募集をかけた従業員が集まらず延期となりました)。その時から設置があったのがこのGO!GO!マリンM55。やはりどの台もステージ性能が良く、初めて打った1月4日は回転率33回(千円)、通常時3069回転させ初当たり10回ながら確変に恵まれず総当たり13回、収支+16(千円)。その後も1番だと思われる台を好んで打ちに行きました。

ちなみに、もう1人朝からこの(略して)ゴーマリを抑えにくる初めて見る者が居ましたが、やがて個人的にプロ認定。その者はその後長きに渡りプロ的な立ち回りを続けることとなりました。

まあ、当初からガセイベが多かったこのお店の対策は早く、1か月後にはもう眼鏡にかなう台が無い状況になりました。先のプロ認定者も直ぐに店変えしたり、こういったプロ対策もしっかりした事がある意味今の繁栄にも繋がってる、のかもしれません。

仕事帰りの夜パチでの下見で少し試し打ちした台(確か冒険島だったかな)が、翌朝、その台だけ締められてる、なんてこともありました。そしてその後、そのお店の近隣にある競合店が大海物語M56の大盤振る舞いイベントを実施し個人的メイン機種もこの大海にシフトして行きました。

シフトして行ったのは2006年のことですが、この年もう一つの神ステージ機が登場します。「フィーバーパワフルZERO」です。SANKYOから2タイプ出され、主に打ったST4は1/183.6の4回転限定確変機でした。これは時短が無かったため連チャン性は低く、基本は1回1回大当たりを積み重ねるタイプでした。

まあ、ヘソサイズは小さ目でしたが、その見た目とは裏腹にブン回り台を打つことができました。ただ、この機種も時間効率が悪い上かなり辛めなボーダーラインで、稼ぎの面からはその貢献度イマイチではありましたが、回るという楽しさは与えてくれました。

他に、2000年登場のCR不二子におまかせ(平和)も波型をしたステージ性能は優秀でしたし、2015年に登場した真花月シリーズや今も設置ある甘地中海も優秀でしたが、個人的に神ステージと呼べる性能を持つ機種は、ゴーマリことGO!GO!マリンとパワフルゼロの2機種だけだったかと思っています。また、かなり古いですが、フィーバーキングもその恩恵でバリ回った台があった、と安田さん始め複数の声を聞いています。

そのゴーマリ、最終的な結果は、M55が22戦16勝6敗、通常時45427回転させ初当たり153回、総当たり309回、平均時給+3118。M56が15戦12勝3敗、通常時31481回転させ初当たり85回、総当たり255回、平均時給+3788でした。

話は変わりますが、パリ五輪が開催中にてこのブログ掲載日はもう終盤。個人的に五輪マニアゆえ、この期間は基本五輪>パチとなります。通例、放映スケジュールにより特に観たい競技日を会社の年休に充てること辞しません。

ただ、今回の五輪のTV中継時間が深夜(早朝)、パターンが多いので夜更かしするか、録画してニュース速報をシャットアウトし翌朝に観るか、の二択な感じです。

五輪が始まる前に1つ懸念点上げてました。それは競技ライブ中継時間が夕方から始まり、金メダルがかかる決勝までなんとか起きていられるゆえ、前半で最も注目されるであろう柔道で地元フランスの黒人勢がかなりの難敵。そして結果は、ご存じの通りでした。まあ、五輪終了後にまとめて感想など書こうかな。