まずは、いよいよパリ五輪が開幕(サッカー男子の初戦は絶好のスタート)。とりあえず、本格的な競技開始は明日夕方16時30分から柔道。順調に勝ち進めば決勝は23時台。29日0時台はスケボ、30日0時30分からは体操男子団体。頑張れニッポン!

話変わって旅行好きの私と違い、家内は基本旅行嫌い。どこかへ行く場合でも、せいぜい日帰りコースがいいところ。理由の一つは人一杯の所は匂いが嫌、養分吸い取られる、という。なのでUSJ行くとかはあり得ません。

長きに渡って実家の商店の手伝いや地域の民生委員(今年で11年目、他にしてくれる人が居ないから、と通常任期3年の所を逸脱状態)をして忙しくしてる身なので、その商店を畳んだタイミングで福井県1泊旅行以来のおおよそ20年ぶりとなる宿泊慰安旅行を画策していました。

そんな家内ですが、唯一の趣味は花が好きなことで家の周りも花壇が一杯です。なので近場限定ながら四季折々の花を観に行くことは恒例行事。この流れで北海道のラベンダーを観に行こう!と投げかけた所、日帰りで?の反応。いや、流石にこちら山陰から北海道へ日帰りは無理ゆえ、2泊3日くらいで(本当はもっと滞在したい所ですが、これが妥協ライン)。の応えにしばし無言の家内。で、いつ?その日はゴミ出しせんなん、とかどうにかこうにかシブシブ感あるもOKを獲得できました。

はい、私は目いっぱい楽しみたい派。ラベンダーと言えば富良野エリアですが、中標津も函館も行きたい。北海道旅行経験者に聞くと、オンネトー、知床岬が良かったの声が。しかし北海道1泊という今回のスケジュールでは無理。なので富良野エリアに絞って見どころを周る計画を立てました。

ということで出発の1カ月半前にまず最寄りのホテルを探すも、やはりラベンダーが見ごろの7月はもうどこも満室。ようやくペンション的なホテルに1室だけ空きありました。また飛行機も既に都合が良い時間帯の便はほぼ満席。かなり割高な便にすることに。事前オンラインチェックイン方式も四苦八苦しつつどうにかスマホに登録。

とにかく家内はただ着いてくればいい、方針。そして当日は高速バスで大阪空港へ。ANAで新千歳空港へ。送迎バスでレンタカー屋(受付けカウンター4か所など規模のデカさに驚かされました)へ行き、サービスで車種グレードアップしてもらえ、RAV4にナビ設定し、道東道を東へ走り、占冠(シムカップ)で降りて北上し富良野へ。当初、インバウンド需要により交通渋滞を懸念してましたが、無問題。どの道も車少なく信号機も少なく道幅広く快適。道路の左右上部に下向きの矢印表示があったのは、積雪時の路肩の位置が分かるようにしたもの、と推測しました。

それにしても直線道路ばかりで実に運転が快適でしたし、窮屈感が無いという大らかさを感じることができました。はい、やたら「わ」Noのライズが目についたのは、レンタカー屋は冬季向け車を多く用意してるからと推測できました。

どこの観光地も中国人が多く、ホテルの従業員も外国人。そして自販機が少なく、さらにゴミ箱が全くありませんでした。この辺りもゴミ問題対策であろうと推測できました。また、ホテル内もそうでしたがラベンダーの香りがする所が多かったです。

今回、もし天気が良ければ夜間、天の川を見たいという思いで、そのために夜間に行く場所も決めていました。しかし晴れではありましたがモヤがかかっていてホテル近くからはせいぜい1等星しか見えず、で断念いたしました。

とはいえ、事前に計画してた場所は全て行くことができました。行った所はその順に1、ファーム富田(ラベンダーの丘)、2、パノラマロード江花、3、青い池(バスも一杯)、4、四季彩の丘(広い丘に壮大な花壇)、5、ジェットコースターの路、6、美瑛選果本店、7、スマイル美瑛、8、セブンスターの木(夜間に来ようとしてた所)、9、パッチワークの丘、10、日の出公園(フォト撮るための花嫁さんが一杯)。ナビ登録により殆ど迷わず、2日間でこれだけ周ることができました。

人気で渋滞の恐れがあった青い池に2日目、最初に行ったのも正解。駐車場入る時はスムーズでしたが、帰る時は1か所の出口に向かってもう我も我も状態になってました。

また、お昼を予定してたお店が休みだった為、最寄りのラーメン店を探し、名前は聞いた事があった山頭火店で味噌ラーメンを食しました。これに加え、牛乳、海鮮モノ、ジンギスカンをそれぞれ美味しく頂くことができました。

気温は高かったのですが、湿気が少なくまだマシ。この辺は沖縄に近い感じがしました。また道端に茂る草は大きく生き生きとしてました。これは、冬季に雪の下に隠れてる反動なのかな、と思ったりしましたね。

個人的にはカレンダーの画にもなってる名所より、あり得ないほど敷地の広い麦畑や、延々と続く車幅も広い直線道路、「メロン、スイカ、とうきび」の看板、積雪対策でのトンガリ屋根トンガリハウス、家内曰く「恐竜のような農機具」、路肩に生える見たこと無いでっかい葉っぱに北海道を感じました。

そして今回の目的の一つ、スカイ178便に乗る事。はい、毎晩ウォーキングをする際に同じ時間に低空で真上を通過する飛行機。いつかこれに乗ってみたい、と家内と語っていたからです。新千歳空港から神戸空港へ行くこの便。残念ながら曇り空で、21時55分に我が町を通過する際も眼下に電気1個見えただけ、でした。

計画していた行きたい所1~10の中で、ほぼ全ての人が?な場所があります。7のスマイル美瑛です。はい、このエリアで唯一ある小さいパチ屋です。生まれて初めて訪問した北海道のパチ屋となりました。ちなみに、店内の自販機の隣にもゴミ箱はありませんでした。また、富良野で見た「BIGMAX」店は既に廃墟ホールとなっていました。

道中、家内と1番よく口にした言葉「北海道でっかいどう」。