パチンコレトロ台が打てるゲーセンが関西から無くなって久しく、まだこちら山陰からそこまで遠くはない岐阜県の真ん中にある「岐阜レトロミュージアム」にはいつか行きたいと思っていました。

ということで、先日道中でパチ友を乗せ、好天の中伊吹山を左手に見つつ高速道路を乗り継いで行ってきました。

と、走行中にパチ友の顔が青ざめ、まあその理由は書かないで、とのことで割愛しますが、途中高速下車したり約2時間予定より時間がかかってしまうもなんとか到着。目的地は岐阜県山県市にあるのですが、山県市?聞いた事無いし、多分合併し新しくできた市なのでは、とは友人の弁(後で調べて、その通りでした)。事前に建物の外観は把握済みにて最寄りの駐車場は一杯で少し離れた第2駐車場に停める。

相変わらず優れない顔色の友人と共に徒歩でレトロな建物に向かい、女性のアルバイトさんの案内で入り口の自販機で3時間2500円の入場料を支払い中へ。レトロな自販機のスペースと、昭和な駄菓子屋のスペースと、レトロなパチンコ機のスペースがあり、駄菓子屋は子供さんらで溢れててそれぞれ人が一杯。

目的のパチンコ機について、できるだけ先客と隣にならない位置の台を選んで、まずは「アレジン」(1992年 藤商事から出されたアレパチ)に座る。

とその前に、簡単に遊戯の仕方を伺ったりし、玉はミニドル箱にある物を使用。玉が増えれば店員さんが大きなドル箱を用意されました。

アレジンの「ピュイ」音を楽しむも結局当たらず、台移動。まあ、その後そのアレジンに座った友人が直ぐに大当たりを射止め、足元に大型ドル箱を積み上げてました。友人は、ストップボタンを使えばもっと出玉が増やせたハズだけど忘れた、と言っていました。

次に座ったのは、設置レトロ台の中では数少ない液晶付きデジパチで、今は無き奥村の「加トちゃんワールド」。スマホでスペックを確認しようかと思いましたが、台枠に小さく1/67とありました。まあ、甘デジより当たりやすい連チャン性のないノーマルデジパチです。

これが登場した1998年当時、殆ど打ったことがなく初打ちの感覚で打てました。まあ、液晶内に黒丸があったのはアレではありました。リーチは基本、どれもスーパーに発展し、ちょっとだけよリーチに発展すれば当たりやすい、ことが分かりました。

やはり釘は甘目、というか戻し7個で玉持ちが抜群なため、1回の大当たりは全て5Rながら打てば打つほど玉がじわじわ増える感覚でした。

次に打ったのは羽根物コーナー。ココでも隣人が居ない場所にあった台を選び、着席した台には「ちんどんや」(1989年 西陣)とありました。

この羽根物もほぼ初打ち。大当たり中の途中からV入賞口の開閉速度が遅くなることで入賞しやすくなるという特徴により、継続率がアップしました。

やはりオール13ということで玉持ちがよく、じわじわ持ち玉が増えていきました。家族連れで来ていた方々も多く、親が子に打たせている光景もありました。

店内にはレトロな自販機もあり、友人に「ちょっと休憩しょうか」と自販機の所へ誘い、私はチーズバーガー(300円)を購入。温め時間があり、5分くらいで出来上がり。アツアツの状態で美味しく食べることができました。また、友人はカップヌードルを購入していました。

で、特に驚いたのはアルバイトさんの多いこと。多分7人くらいいて、うち3人は駐車場の案内。これで採算が合うのなら凄いことに感じました。多分この方が館長の杉本さんと思われる方にお声掛けすると、やはりその通りで、少しパチ話をさせていただきました。

台はまた入れ替えます、とのことで、今回お客が多すぎましたので次は端境期にしたい、の念を持ちつつお店を後にしました。ちなみに、最寄りの高速道路は近年に開通したようで、それが表示されていないナビでは道なき道を走りました。そして帰路では下道を推薦してきたのでその通りに。おかげで山(金華山)の上にある岐阜城を見ることができました。

とある橋を通行中、この河では鵜飼もするハズと言う友人は、いつか見てみたい、と言っていました。帰路の途中で敦賀(今年新幹線が開通しましたね)に寄って、噂のトップ〇ン店、ニコ〇ザ店およびA〇G店跡地(ニ〇リになってました)を確認しました。A〇Gの前はスーパーベ〇ツ店があり、また今のヤ〇ダ電気店の前は大〇軍店があり、全盛期にはよく遠征をした思い出に花を咲かせつつ車を走らせました。

既に夜となり、地元に戻って道の駅に到着し友人に懐中電灯を渡しました。そしてそれまでの青い顔つきがうって変わって晴れ晴れとなった友人、でした。