自称漫画家T村先生研究家として昨年、シリーズ6回に渡りその不思議な世界を紹介しました。そのシリーズ最終回(2023年5月12日)でこう予想しました。

来年中に1億を達成する、と。

その後、順調に収支を伸ばしたT村先生。そして悠遊道にてこんなブログを書きました。「いよいよ1億へのカウントダウン~Xデーを予想する~」(2024年7月12日掲載)。そこではより具体的に「2024年8月20日前後」と予想しました。

結果、2024年8月22日に見事1億達成されました。その記事の最後のページでは、あの有名なラオウの昇天シーン(顔はT村先生の似顔絵)にて「我がパチンコ人生に一片の悔いなし」とのたまっていました。

ちなみに、モーニング誌においてT村先生の漫画の最終回では1ページ全てを使い、あの有名な騎馬に乗るナポレオンのシーンを引用し、顔を自身の似顔絵として「ドンキホーテは永遠に」としていました。兎に角、ボクは手塚先生を超えました(雑誌でそう書いてました)ではないけれど御自身を偉人に例えること大好きなご様子でございます。

で、この事は私のブログ内でも速報という形で少し触れました。達成されましたら紹介します、としてましたし、今回改めて紹介いたします。

ちなみに、達成の少し前、「九州の地で達成したい」と書いていましたが、達成日である8月22日の実践はT村先生の地元九州の店舗であり、その通りとなりました。

実は、7月終了時点で1億まで残り4万まで迫っていました。なので、8月に入って早々に達成すると踏んでました。しかし8月は何故か苦戦。残り4万に22日間の日々を要しました。結果的に8月月間収支も8万800円と過去最低となりました。まあ、九州への帰省日に合わせた訳でもないのでしょうけど。

さて、釘も見れない(このことはずっと自慢げに書いています)パチンカーが30年で何故1億も勝つことができたのか? 少し、シリーズ中に書いた事と重複しますが折角なので、T村先生が特に声高に書いたこと2つ、ピックアップし紹介します。

今までで1番効果があったオカルトは何ですか?という問いに答えたT村先生。「やめちゃったフリ作戦です!」

この、やめちゃったフリ作戦。聞いた事ある方もおられるかもですが、この奥義は深くけっして簡単ではありません。なので今一度奥義を書きましょう。

この作戦の目的は、今まで打ってた台に打つ人が変わった、と思わせることです。そう、止めた後、座った他人に直ぐ当てられるアの現象を逆手に取った凄い作戦なのです。

台にそう思わせるため、ヤメる動作は自然なものでないといけません。当たらなかった悔しさを醸し出さねばなりません。上皿の最後の1個まで打ち切ります。そして後ろ髪惹かれつつ、静かに席を立ちます。その際に台を物などでキープしてはいけません。差し込んでいたカードがあればそれを抜き、何も置かず、スっとその場を離れます。

さて、ココからが大事です。一旦店外に出て素早く着換え、女装をします。つまり全く別人になりきります。女性的に歩き、そしてさっきの台に女性的に座ります。台に、さっきと別の人が座った、と思わせる為にはこれ位の事は平気でできないといけません。

そして台にそう思わせることができたなら、もう大当たりを射止めたも同然です。当然のようにその後、オスイチが決まります。ものの見事に。

もちろん、玉も物品も置かずに台を離れたので既に他の人が座ってる、という可能性はこの場合考えません。「ボクのエヴァだぁ」とT村先生のようにダダをこねてはいけません。

そしてお勧めの行為2つ目です。

何故か、1つ目のやめちゃったフリ作戦を最近ではアピールすること激減したのですが、2つ目については最近の雑誌でも声高に書いていました。この1億達成に貢献した超オススメの行為とは、メーカー別の当たり易い回転数を狙うことです。

T村先生曰く、台にはメーカー毎に当たりやすい回転数がプログラムされている、が前提となります(メーカーはこれを完全否定してることはさておきます)。有名なのは、「京楽は45の倍数」「三洋は60の倍数」です。

他に、「藤商事は45の倍数」「SANKYO(ビスティ)は80の倍数」「ダイイチは50の倍数」「サンセイは70の倍数」「サミーは40の倍数」など、その数字がプログラムされてるのを何故知ったのかの理由などはどこにもありませんが、漫画内実践においてもその大半は夕方から夜にかけて地元店へ行き、1台だけ空いてた新台に座ってオスイチ!という内容ばかりにして、時々思い出したように当たり易い回転数の台で当てた話が差し込まれます。

さて、この当たりやすい回転数を狙う行為の案内は、これではまだ不親切でしょう。もし実際に自分でこのコトを頭に入れて立ち回れば、これでは説明不足である、ことが分かるハズ。例えば、これは甘デジやライトタイプにおいても有効なのか、の説明がありません。そしてどうしてもご自身の推奨する立ち回りをしてほしいのであれば、より読者目線でないといけませんし、これは私がずっと思ってることです(思いつきで書いてると思われても仕方ない、とかね)。

ホールにはいろんな機種が並んでおり、それぞれメーカーなど分からないケースがあります。なので、設置機種とメーカー名、及び当たりやすい回転数のリストを作成することが第一歩、となります。

例えば「乃木坂46(京楽:45)」が第一歩。でも、これでもまだ足りませんね。今、目の前の「乃木坂46」が当たり5回、250回転まで回されてるとします。これで、45の倍数前なのかどうか、判断がつきません。

45の倍数は、45 90 135 180 225 270 315 360 405 450 495 540 585 630

そして250回転なら後20回転で45の倍数である270となります。これでは少し遠いですね。もう一声、あと10回転以内で45の倍数となる台を狙いたい。なので、45の倍数リストを手元に置いて、目の前の空き台がそれに該当してるのかどうか、1台1台確かめる必要があります。

つまりデータ確認しながら店内をくまなく歩き回ることになります。意外とそんな丁度いい台って無いものです。台枠上部の突起に隠れてるデータカウンタについては覗き込む必要も出てきます。もちろん、天井狙いのハイエナ行為と間違えられる可能性は、この際考えません。

余談ですが、プレミア演出を撮り、パチショットとして雑誌に載せる為には他人の目など気にすることなくずっとスマホを掲げながら打ち続ける忍耐力が要求されます。T村先生が最も得意とされているあのプレミア演出フォトの紹介は、そんな人知れずの苦労の賜物でございます。

先生が稼働されてる立川エリア店舗でスマホを構えながら打ってる高齢者見たことない、の話はさておきます。

話を戻し、機種名、メーカー、当たりやすい回転数、及びその倍数リスト、まで用意して初めて立ち回ることができる、となります。なんせ1億達成したその立ち回りです。事前準備怠りなく各自これを作成して臨む、ことをT村先生に代わって推奨いたします。

乃木坂46、が例えば270回転目にきっちりオスイチが決まる様子が想像できれば、これくらいの苦労は容易いことでしょう。

そして、最近のパチンコ雑誌読者さんからの切実な問いかけに対しても誌面内の「一発解決」のコーナーで明快な回答をされています。

(問い)電王が連チャンしません。どうしたら連チャンしますか?

さて、これまでT村先生のお話を読んで頂いた悠遊道読者様なら、どう回答をされたか想像ができるかと思います。予想してみてくださいね(次回の金曜日に答え合わせをいたします)。