去年の暮れ、天才ウメスプロ(ニコニコ動画の番組で活躍中らしい)と再会した。忘年会にスカパーのパチテレの番組「ガチプロ」で活躍した楓プロが連れてきてくれたので、サプライズとして凄く嬉しかったなあ。
彼とはかつて必勝ガイドで連載していた対談でインタビューをし、その流れで実戦取材もさせてもらって以来だから、3年くらい経っていたのかな。
開口一番、出たのはお礼の言葉。なにせ、パチンコの技術介入は日進月歩。不器用&年齢的に努力が億劫になっていた自分は、彼と会った頃は「そろそろ面倒臭い小技はしんどくなってきたなあ」と、心折れかけていた時期だったから。
凄かったなあ、ウメス君! 手元の動きは極めて小さいのに(ガイドのちょびちゃんが銭形平次をやってた時と同じくらい)、ひねって狙った玉はアタッカーも電チューもほとんどオーバー入賞してたもの。
しかも、ずっと横で打っている自分に説明したり、雑談を続けている。それまでも化け物は何人も見てきたけれど、「これは新次元の奴が出てきたぞ!」と。
その体験が化物語の止め打ち(今はみんな北斗とかでやるけどね)に取り組むきっかけになり、ミドル版と甘蒼天での練習を経て、化物語STKで花開いたのでした。さすがにずっとやってきたので、去年はホールからお断りも食ったし。
こういう「取り組む努力」が今の時代にも諦めず、下手なりに「時代についていこう」という意識には繋がっているのです。
資質的に最先端に追いつくのは無理だ。でも、何とか尻の方に食らいついて、ギリギリ食えるようではいたい。今はそう思ってます。