人は周りの影響を必ず受けるもの。でないと、世の中赤ちゃんだらけになっちゃうよね。
パチンコも「すげえな、俺も」と学んだり、「ああ、あれはやっちゃいかんことだな」と反面教師にしたりで、集団の中で成長するものです。

というわけで、自分の音楽的ルーツの話2です。

時はさかのぼり、40数年前。姉がフォークギター(今はアコギと呼ぶのか)を買ってもらったのを見て、安田少年は「自分も自分も」とねだって当時CMで「モーリス持てばスーパースター」と人気だった、モーリスのフォークギターを手にしたのです。

同級生たちとグループを組んで始めたのは、「かぐや姫」という三人組のコピー。
メンバーは南こうせつ(曲と自らを「おいちゃん」と称するクサさが苦手だった)、山田パンダ(どこ行った? 寂しいよ)、伊勢昭三(ロマンチックな歌詞と叙情的な曲で一番好きだった)。

動画は彼らの代表曲の一つ「神田川」

周囲はけっこうそれで満足していたのだけれど、自分は「もっと他にないか?」とラジオをエアチェック(死語か)しまくりました。
それで好きになったのはチューリップや甲斐バンド。当時は「ニューミュージックスペシャル」というTV番組も不定期に放映されていて、「バンドかっけ~」となっていったのです。

動画はめぞん一刻でも使われていた「心の旅」

そして、中学一年の夏休み。あぶく銭が入ったと思われる(パチンコで勝った?)父親の「何でも買ってやるぞ」の一言で、安田少年はヤマハのストラトキャスターコピーモデルをゲットしたのでした。
(続くかな)